【魔法先生ネギま!】31人のクラスメイトにそれぞれスポットを当てた学園ハーレムラブコメ+魔法バトルの金字塔【完結済み漫画】

総合評価

総合評価
(4.5)

 

GOOD POINT

  • クラスメイト全員の細部まで作り込まれたキャラクター設定
  • 魔法バトルと学園ハーレムラブコメを織り交ぜたバランスの取れたストーリー
  • ラテン語などを用いた物語独自のワードセンスが厨二心をくすぐられる!

BAD POINT

  • 伏線回収されなかった謎もいくつか…(今後の展開に期待してます)
  • ナギ(父親)との最終決戦シーンが読みたかった

 

概要

週刊少年マガジンで2003年~2012年まで掲載され、OVA・ODAを含め長期にわたるアニメ化、映画化、実写ドラマ化、ゲーム化など幅広くメディアミックスされた大ヒットラブコメバトル作品。

単行本全38巻(新装版は全19巻)刊行、現在は完結済みです。

私が小学生の頃にアニメ1期が放映されていたのを覚えています。

アニソンメドレー的な動画でハピマテを聞いて、久しぶりに読んでみようと思って電子書籍で大人買いしてみました!

 

あらすじ

舞台は現実と変わらない……はずの世界。しかしそこには現実には存在しない者たちが密かに存在していた。一般的には知られていない者たち・・・それが「魔法使い」。
イギリスの魔法学校を卒業した10歳の少年ネギ・スプリングフィールドはの目的は、立派な魔法使いになり、行方不明の父を探すこと。卒業証書には魔法使いとしての次の修行内容が浮かび上がるのだが……それは「日本で先生をすること」という異例の内容だった。

魔法学校の協力の元で赴任した巨大学園都市「麻帆良学園都市」にはネギに協力してくれる魔法先生や生徒もいるが大半は一般生徒。一般生徒たちには自分たちが「魔法使い」である事は隠さねばならない。そして麻帆良学園女子中等部2年A組の担任となったネギだが、着任初日にしていきなり神楽坂明日菜に自分の正体がばれてしまう羽目に。さらにひと癖もふた癖もある31名の生徒たちを相手に振り回される日々。はたしてネギは立派な魔法使いになれるのだろうか……

ニコニコ大百科より引用)

 

感想

魔法ファンタジー×ちょっとえっちな学園ハーレムラブコメ×バトルを上手く織り交ぜた漫画で、10歳の主人公「ネギ・スプリングフィールド」が担任を受け持つ総勢31名のクラスメイト一人ずつ綿密に作り込まれたキャラクター設定が秀逸で、31人全員にスポットが当てられているという類を見ない斬新で衝撃的な作品でした。

活躍の程度に差はあれど、いわゆる「モブキャラ」がいないため、読んでいるこちら側も感情移入がしやすく、作者のキャラに対する愛も伝わってきます。

序盤からもう一度読み返すと、最終話付近で満を持して登場したキャラクターが第一話からすでに伏線が張られていたりと、細部まで徹底的に考え抜かれたキャラクターたちが非常に魅力的です(*’×’*)

当時リアルタイムで連載を追えていたら、ネット上で考察とか盛り上がれたんだなぁって思うと羨ましい…!(笑)

そんな感じで、クラスメイトたちがネギを取り合う肌色率高めのドタバタ学園ラブコメも楽しくずっと読んでいたい気持ちはありましたが、全体のメインストーリーとしては、行方不明の父親「ナギ・スプリングフィールド」の背中を追いかけるバトルもの。

ネギがクラスメイトを護るため、そして父のように強くなるために強敵と戦うにつれ、肉体的にも精神的にも成長していく王道的なストーリーで、ラテン語などを用いた呪文のカッコ良さや、迫力のある魔法技を使った本格的なバトルシーンは読み応え抜群です。

子供臭さの抜けない(というか実際子供なんだけど)主人公で、ラブコメはまだしも本格的なバトルものとしては力不足なのでは……と最初こそ不安に思っていましたが、純粋な子供だからこそ、成長していく過程が顕著にあらわれていて、ネギの不器用な優しさとひたむきな性格に感銘を受けました。

子供らしからぬ、一人で何でも背負ってしまう頑固なところが玉にキズですが、そんなマイナス面を補い、支えてくれるアスナの存在も素晴らしく、ネギ・アスナの絶対的なパートナーの関係性は強く印象に残っています(⁎˃ᴗ˂⁎)♡

最終的にクラスの半数以上がネギと仮契約をするわけなんですが、私の中で本契約する最終的なパートナーはアスナであってほしいとずっと思っています…!それくらい2人の関係性には心を打たれました。

ちなみにネギまキャラの推しは迷いに迷って、アスナとエヴァ。

アスナはその生い立ちも、ネギのことを一番に思う気持ちも、勇気に溢れた強さも全てが好き。他のヒロインには申し訳ないけど、ネギと結ばれるのはアスナでいてくれ……と序盤からずっと願ってました( ´ •̥ ̫ •̥ ` )♡

エヴァに関しては、趣味嗜好関係なく全巻読んだ人なら好きになるだろ…!というキャラというか。的を射た鋭い言葉の数々に何度共感させられたことか。ロリBBA吸血鬼っていう設定もたまらないです…

もちろん他のキャラクターも可愛い子揃い。

人気投票を見る限り、のどか、刹那、千雨あたりも強いみたいですね。


現在、『UQ HOLDER!』というタイトルでネギまの100年後の世界を描いた公式続編が別冊少年マガジンにて連載中なので、ネギま本編で描かれなかった伏線なども回収されていたら良いなぁという期待を抱きながら、読んでみたいと思います!

 

ネタバレ雑感

ここからは最終巻までのネタバレを含んだ雑感を書き殴っています。

閲覧の際は、下のアコーディオンメニューからどうぞ。

 

 

魔法世界消滅という問題を解決するための「完全なる世界」に代わる代替案がテラフォーミング計画というのは素直に驚きました。ファンタジーとラブコメにプラスしてSFまでも登場させる大胆さ。でも、超鈴音の現実離れした科学力を考えると不可能ではないんだろうな、と思わせてくれる代替案。

そして、修学旅行編(5巻くらい?)からずっとネギの宿敵だったあのフェイトが教師として教鞭をとるなんて……信じられない光景ですね(笑)

大人バージョンのネギ・小太郎・フェイトがチア部3人組と合コンカラオケなんて魔法世界編では想像もつかなかった場面。まるで、「完全なる世界」のような平和で幸せな日常。

しかし、そんな幸せな日常は長くは続かず、ネギが闇の魔法に飲み込まれたせいでエヴァのような化け物、不老不死化。アスナは黄昏の姫巫女として100年の眠りにつかなければならないという悲しい代償が待ち受けていました。

 

このか一筋だった刹那が、アスナのことを「親友」と呼び泣いてくれたこと、兵器と扱われ感情を失ったアスナに神楽坂明日菜としての明るい性格を作り上げてくれた委員長との別れ……涙無しには読めませんでした。

アスナが旅立ってからも、タイムカプセルにクラスメイトたちの今までの軌跡を写真に収めてくれ、アスナと再会するために誰よりも長生きした委員長。ただでさえ友情ネタには弱いのに、どれだけ泣かせにくるの雪広あやかという女性は…( ᵕ_ᵕ̩̩ )

その後の展開は何となく予想していましたが、一番良い場面で超鈴音の再登場。

無事にみんなの元へ帰ることができたアスナは、ネギの本命相手(好きな人)を聞くんですが、この後の反応でアスナが本命ではないことが確定してしまったという私にとって割としんどい結末に……!( ´ •̥ ̫ •̥ ` )

アスナ曰く「意外な相手」だったらしいけど、誰だったのかは明かされぬまま。

でも、「未来は白紙」「自分たちで未来を築き上げる」という本作のテーマからも分かるように、誰でもチャンスがあると捉えられるので、自分の推しと結ばれることも想像できる、ある意味誰もが望むエンディングだったのかもしれません。(アスナだってチャンスはあるもんねっ…!生い立ち的に遠い親戚に当たりそうだけど!)

 

ネギが誰と結ばれたのかはさておき、10年後の後日談であっさりとナギが救出されているのは賛否両論あるみたいですね。

確かに、造物主=ナギという衝撃的な事実が判明し、麻帆良学園の地下で眠っているナギに「俺を殺しに来い」と言われ、ようやく親子対決勃発か!?という期待を持たせておいて、待ちわびた親子対決シーンをバッサリカットというのは物足りなさも。

始まりは父のような魔法使いを目指すお話だったのだから、最終目標である父との再会・父を越える成長ぶりは派手に描いてくれるだろう、と思っていたのでそのあたりは私もちょっぴり肩透かし。

ナギを救出するエピソードは今後どこかで見られたらいいな、と密かに待ってます。

 

まとめ

こんな人におすすめ

  • ラブコメとバトルものが両立した物語を楽しみたい方
  • 魔法を使ったファンタジーの世界観が好きな方
  • 絵が好みの方

38巻という、決して短くないストーリーですが、もっとネギまの世界に、ひいては麻帆良学園のメンバーのこれからの活躍を見守りたいと思えるほど世界観が魅力的な作品で、大好きな漫画のひとつになりました。

女の子がいっぱい登場するハーレム系ラブコメ?日常系?と敬遠せずに、少年漫画のような熱いバトルものを楽しみたい方にもぜひ読んでほしい漫画です。気付けば推しキャラができている…ハズ。

2周目でまた新しい発見もできそうなので、今後も定期的に読み返したいと思います(⁎˃ᴗ˂⁎)♡

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