【感想】NORN9 ACTTUNE

 

  タイトル NORN9 ACTTUNE
  ブランド オトメイト
  発売日 2016-10-06
  原画 非公開
  シナリオ 落合海 , 恵莉ひなこ , 恵村まお
  ジャンル 女性向け恋愛AVG
  プレイ時間 約8~10時間
  総合評価         
シナリオ キャラクター グラフィック 音楽・ムービー システム
                                            

 

描かれることのなかった幕間の物語

ノルンでの旅や彼と結ばれた幸せな日常、
たくさんの想い出が重なっていく。
これは描かれることのなかった、
過去と未来を繋ぐ可能性の物語。

時と記憶を巡り、彼との日々が甦る。

 

 

パッケージ & 特典


中古のパッケージ版で購入しました。

価格は2kしないくらいだったので、今なら結構安くなってます。

 

 

シナリオ

攻略順:好きなコンテンツ、好きなキャラクターの順番で。
推奨攻略順:なし

 

『NORN9 LAST ERA』に続くNORN9シリーズのファンディスク第二弾。

FDのFDなので、本編+LEはプレイ推奨―というか、必須。今作だけやってもちんぷんかんぷんだと思うので、ご注意を。

 

LAST ERA(以下、LE)のようにいくつかのコンテンツが収録されており、ノルンの物語・キャラクター・世界観が大好きな人向けのFD――だと思いました。(太文字重要)

 

収録されているのは、3つのコンテンツ。

 

◆MEMORIA ― LEの前日談だったり、後日談だったり。あとは、キャラクターが普通の学園生活を送っていたら?というコンセプトの「if」のエピソード。

◆レジェンドオブノルン ― 各組ごとに3種類のアイテムを入手して、ドラゴンに攫われた空汰を救出しよう!というドラ○エ風RPGエピソード。

◆CANTABILE ― 主人公組が突然ちびキャラになってしまうエピソード。

 

MEMORIAは、攻略対象キャラクターの前後日談というFDらしい内容なんだけど、そういうところはFD第一弾のLEでほとんど掘り下げていたように感じるし、下手に余計なエピソードを加えても蛇足なんじゃないか、と思っていたんですが、そこはなんとか本編のキャラの印象を崩さないよう書かれていました。

しかし、どのルートも似たり寄ったりのテンプレ内容で、オリジナリティを感じられなかったのが残念。

唯一、夏彦の後日談だけが、LEでの溜飲が下がったというか、この話を見れて良かった!と思える内容でした。

 

あと、ボリュームも各キャラ30分くらいとかなり控えめなのも残念なところ。

同じような話を何時間も見せられるのも苦痛だし、このくらいでちょうどいいのかもしれないけど(´・ω・lll)

 

正直、メインのMEMORIAよりも楽しめたのが、レジェンドオブノルンCANTABILE

 

ドラ○エ風のファンタジーifストーリー

 

レジェンドオブノルンは、「能力を使って何かをする」ということがほぼ無くなってしまったからこそ、能力や魔法を使って戦うところが読んでいて楽しかったし、CANTABILEおまけのミニゲームが案外面白い。

LEで不満だったノルン+ライフとかいうクソゲーが進化し、ミニゲームの種類が増えたり、難易度設定が可能になったりと、単純ながら意外とやってみると楽しいのだ。そうそう、こういうのでいいんだよ(´◠ω◠`)

 

楽しめた部分もあれば、微妙に思える部分もあり、シナリオについては優劣つけづらい……。

好きなキャラクターがいれば楽しめるんだけど、それ故にテンプレストーリーやボリュームの少なさに思うことがありそう。

 

 

キャラクター

お気に入りキャラクター順:暁人>夏彦>ロン=一月>駆=朔也>千里>平士>正宗(本編と同じ)

 

結賀 駆


駆のEXTRA編は、出産後まで描かれてなかったのが惜しい。

子供含めて家族団欒シーンが見たかったんじゃ( ;꒳; )

あと、駆はめちゃくちゃ学園生活が似合う。こういう腹黒学級委員長がいたら楽しそうだし、ますますセンターヒーロー感が増した気がする。

 

◇   ◇   ◇

 

市ノ瀬 千里


デートしようにも、計画性ゼロでボロボロな千里だけど、笑顔で一緒にいるこはるはマジ女神。

こはるのめちゃくちゃ良い彼女感が出てる後日談でした。普通なら、千里の甲斐性のなさと偏屈さがイライラしそうではある()

野菜を食べられるように努力したり、筋トレしたりと頑張ってる千里が見れて、「よしよし!」と頭撫でてあげたい気持ちでいっぱい。

 

◇   ◇   ◇

 

遠矢 正宗


うん……やっぱり正宗はサブキャラとして生かされるキャラというか、攻略対象キャラとしては好きになれない……恋できない…… ( ´⚰︎` )←

私の中での歯が浮く台詞を言うおじさんキャラ―という印象が抜けきれないの( ;꒳; )

ロンの方が年齢上だけど、しっかりしてる性格のせいで正宗の方が圧倒的に上に見えるよね。

 

◇   ◇   ◇

 

宿吏 暁人


暁人にどうにかお礼がしたい、という七海に「お礼として、可愛い姿を見せてくれ」とバレッタをプレゼントする宿吏さん。それじゃお礼じゃないから、と渋る七海に「じゃあお前からキスしてくれ」と頼む宿吏さん。

はああああああああ。

なんだこれ。バカ可愛い。でもさ。宿吏さんのヒモ素質が高すぎて将来が怖い…!

結婚式のウェディングドレスも宿吏さんが手作りしてあげたし、料理スキルはみるみる上昇してるし、もうこいつ本当に男か?と思ってしまった。

七海は好きだけど、明らかにこの2人って性別逆だよね。LEあたりから宿吏さんの女子力の高さに驚きっぱなし。

 

SCHOOL編では、学生らしく2人で授業サボってお話するっていうなんとも羨ましいシチュエーション。

サボる場所が屋上とかじゃなくて、畑っていうのが笑うけどw

 

◇   ◇   ◇

 

乙丸 平士


写真を撮らなくなったらしいけど、それって○○にも届かなくなったってこと?なら、それはそれで寂しいんですが(∩´﹏`∩)

駆もそうだったけど、学園編で一番映えるのって平士みたいな明るいムードメーカー。

エロゲだったら主人公の友達役とかで出演してたら、めちゃくちゃ楽しいと思う。

 

◇   ◇   ◇

 

室星 ロン


自分の中での善悪がはっきりしておらず、七海以外は全く興味ないロンだけど、迷子の子供を探すのに協力的だったのは意外な一面。

子供を肩車しながら七海と並ぶと完全に夫婦感ヾ(*゚ω∩*)

ロンさんルートも、結婚→出産までのシーンが見たかったなあ。

 

◇   ◇   ◇

 

二条 朔也


EXTRA編は、どこかで見たことあるようなwww

LEの一月編に続いて、朔也が深琴の両親の元へ挨拶しにいくエピソード。

一月と違ってあっさり認められて草。

朔也が絵を描くシーンは、一月と深琴の結婚式で贈った絵のことを思い出してしまった。

なんか朔也を見ると、一月がセットで思い浮かぶ。

一月が深琴をからかって、朔也がそれを止める―っていう掛け合いが大好きすぎて!

普段は柔らかい物腰なのに、一月のことは笑顔で「害虫」と言い放つ朔也さんが好き( ´ •̥ ̫ •̥ ` )♡

 

◇   ◇   ◇

 

加賀見 一月


新婚生活を一番エンジョイしていたと思うのが一月×深琴さんたち。

EXTRA編での深琴の体調不良は、絶対につわりだと思ってたのに違った…!

遊び人の一月だからこそ、子供ができるのも一番早いと思ったんですけど

 

◇   ◇   ◇

 

吾妻 夏彦


姉の凪沙に自分たちが結婚したこと、そして出産したことを伝えるエピソード。

完全に和解したわけではないけど、子供を見て、お互いに姉弟と認めるシーンは感動。

この姉弟のことはLEから心残りだったから、後日談で描写してくれて本当に良かった…!

 

そして凪沙さんエロい。もう立ち絵からえっろい。

 

 

グラフィック・演出


CG枚数:63枚(差分抜き)

 

CGを担当している方が本編と変わったようです。立ち絵はそのまま流用。

最初は気付かなかったくらい、本家に似せて描かれているんですが、所々に違和感が。

特に、複数人描かれているCGとかだと顕著に。

ただ、塗りは同じなので、ノルンの雰囲気が損なわれることはありませんでした。

 

新規の背景CGもあったけど、相変わらず綺麗。細かいところまで描き込んであるし、丁寧に作られているなぁ、という印象。

 

あと。

おまけのショートストーリーのCG、なぜか主人公組の顔が描かれていないというか、一人称視点?っぽく表現されているのは何でなんだろう。(上の宿吏さんのCGみたいな)

そのおかげで、宿吏さんに髪を触れられてるっぽく見えるCGが最高に良いんですが。

 

 

音楽・ムービー


歌手:やなぎなぎ(OP) / 織田かおり(ED)
OP曲「play of color」/ED曲「星を繋いで」
BGM数:35曲

 

またやなぎなぎさんを使ってくれてありがとう…ありがとう…。

FDっぽい明るい雰囲気で、やなぎさんの声の綺麗さも伝わる素敵なOP曲でした。

 

BGMの曲数は多く見えますが、本編の使い回しもあるので新規曲はそこまで多くないかも。

 

BGMでは、本編と同じく 加速する針  雪のように消えて  動き出した歯車 などがお気に入り。

 

 

システム


ギャラリー(CG鑑賞) / ムービー鑑賞 / 音楽鑑賞 / ミニゲーム(3種類) / NORN9 STORE

 

バックログでシーン巻き戻しタッチスクリーンで読み進められるキーコンフィグ割り当てなど、設定できることが多いのでノベルゲーなら快適にプレイできます。

エフェクトの高速化/オフがあればよかったのと、バックログへの表示切り替えが遅かったのが少し気になりました。

 

ストアでは、チケットを集めてショートストーリーやシステムボイスなどと交換できるのですが、

LEよりも楽にチケットが集められるし、ミニゲームも楽しくなっていたので満足。

 

 

総評

FDのFDってだけで、購入層は限られると思うけど、ファン云々を差し引いても、定価でこのボリュームは納得できないかもしれない。゚(゚∩´﹏`∩゚)゚。

ノルンシリーズのファンかつ、中古である程度安くなってからなら満足できるかな、といったところ。

事前に公表していたのかどうかは定かではないのですが、メインライター・原画家の変更も気になりましたし、ファンが購入するFDならば同じクリエイターを起用してほしかったというのも本音。

 

FDのFDで蛇足になるのはある程度予想できたので、ボリューム云々に目をつむれば、ノルンキャラクターたちの話をまた楽しめたという喜びもあるので、この評価に落ち着きました。

個人的には、MEMORIAのような前後日談よりも、完全に割り切ったifストーリー(レジェンドオブノルンのような)の比重高めで構成してくれたほうが、楽しめたかもしれません。

 

さすがに4作目は…出ない…よね?笑

もし出たら何だかんだで買ってしまいそうで怖い。

 

これで現存、発売している分のノルンシリーズコンプリート!

BLゲームは数本プレイしたことがありますが、乙女ゲームでの商業ものかつシリーズものは今作で初めて。

シリーズ全部合わせると、長かったですが、その分楽しめました!ありがとう、ノルン。

ノルンファンというか、宿吏さんのファンとしてこれからも応援していきます(`・ω・´)ゞ

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